2019年08月27日
一冊のアルバム
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画像も大きくなり読みやすいです
投稿者 TAKA
スタッフルームの棚に一冊のアルバムがあります。
たまに思い出してはそのアルバムを取り出し、
中の写真を懐かしく見ています
この店舗を25年前に借り、
自分であれこれ店内工事をしたときの写真です。
28歳で沖縄から地元福岡に帰ってきて、
さあ、どうしようかと迷っていた時期。
これと言ったプランも人脈もお金もなかったです
志賀島に潜ったこともなかったけど、
お店を出すのなら志賀島に近いところ(街)かなーと
そんな軽い気持ちで香椎駅前の不動屋さんへ。
駅前のテナントは笑いが出るほど高いし、
賃貸の契約を交わす審査も通らず。
参ったな…
まあ、香椎浜の海を見ながらタバコでも吸うか…
と、一人トボトボ駅前から歩いてやってきたのが
ここ御島崎団地。
そのとき初めてこの団地の敷地に入りました。
「へー、こんな団地の中にも店舗があるんだ」
で、目にしたのがこの御島崎美容室。
もう営業はしてなく、店を閉じたままの状態でした。
「ここだと家賃が安そうだな・・・」
団地の当時の町内会長さんをたずね、
美容室のオーナーさんとその日に会うことができ、
家賃もビックリするほど安くしてくれたので、
店舗を借りる話がトントン拍子で進みました。
懐かしいエピソードです
今、思えば、オーナーさん(大家さん)、すごいなと。
だって突然家にやってきた茶髪で短パンでビーサン姿の、
しかも印鑑証明書も住民票も持参していない若者に、
よくその日に契約を結んでくれたなと・・・
それからは毎日大工仕事です。
内装も外装も手作りです。
工務店に委託するお金なんてなかったから。
ほぼ毎日ホームセンターに行っては、
あれこれ買ってきて夜遅くまでトンチンやってました。
一人ではどうしてもできない施工は
大学時代の友人や
サラリーマンだったころの同期を呼んで
手伝ってもらいました。
本来は遠方からわざわざ来てくれたお礼に、
夜、いろいろご馳走しないといけない立場なのに、
「おまえ、金、ないやろ・・・」
と反対にいろいろご馳走してくれました。
うー、何ていい奴らなんだ…
電気工事と看板設置工事だけは業者に。
あとはほとんど自分の手作りです。
(今の店舗もほとんど手作りですよ
昨年はよーさんがかなり手をかけてくれたけど)
そして出来上がったのがこのお店。
トリトンがオープンした25年前の店構えです。
今と雰囲気が違いますよね
工事期間40日、総費用額52万円。
アルバムの最後のページに書いてます。
ダイビングショップが、
まさかのこんな人目の付かない団地の中に…
当時、業界もビックリ。
まあ、ありえませんよね
いくらノープランだったとは言え、
ちょっと無謀だとは自分でも当時思いました。
早くお金を貯めて、
余裕ができたら中央区のもっと目立つ場所に移転しよう!
そう、思い続けてはや25年…
お金も貯まらず、トリトンはこの団地に在り続けます
あのとき大家さんとお会いし、交渉したのが、
つい最近のよう。
ホントに月日が経つのは早いです。
と言うことはこのあと未来のトリトンも
あっと言う間に年月が流れていくのかな。
トリトン50周年を迎えることってあるんだろうか。
しかもこの団地の中で…
そのとき自分はもう80歳くらい。
まだ現役?
ない、ない、ない
画像も大きくなり読みやすいです
投稿者 TAKA
スタッフルームの棚に一冊のアルバムがあります。
たまに思い出してはそのアルバムを取り出し、
中の写真を懐かしく見ています
この店舗を25年前に借り、
自分であれこれ店内工事をしたときの写真です。
28歳で沖縄から地元福岡に帰ってきて、
さあ、どうしようかと迷っていた時期。
これと言ったプランも人脈もお金もなかったです
志賀島に潜ったこともなかったけど、
お店を出すのなら志賀島に近いところ(街)かなーと
そんな軽い気持ちで香椎駅前の不動屋さんへ。
駅前のテナントは笑いが出るほど高いし、
賃貸の契約を交わす審査も通らず。
参ったな…
まあ、香椎浜の海を見ながらタバコでも吸うか…
と、一人トボトボ駅前から歩いてやってきたのが
ここ御島崎団地。
そのとき初めてこの団地の敷地に入りました。
「へー、こんな団地の中にも店舗があるんだ」
で、目にしたのがこの御島崎美容室。
もう営業はしてなく、店を閉じたままの状態でした。
「ここだと家賃が安そうだな・・・」
団地の当時の町内会長さんをたずね、
美容室のオーナーさんとその日に会うことができ、
家賃もビックリするほど安くしてくれたので、
店舗を借りる話がトントン拍子で進みました。
懐かしいエピソードです
今、思えば、オーナーさん(大家さん)、すごいなと。
だって突然家にやってきた茶髪で短パンでビーサン姿の、
しかも印鑑証明書も住民票も持参していない若者に、
よくその日に契約を結んでくれたなと・・・
それからは毎日大工仕事です。
内装も外装も手作りです。
工務店に委託するお金なんてなかったから。
ほぼ毎日ホームセンターに行っては、
あれこれ買ってきて夜遅くまでトンチンやってました。
一人ではどうしてもできない施工は
大学時代の友人や
サラリーマンだったころの同期を呼んで
手伝ってもらいました。
本来は遠方からわざわざ来てくれたお礼に、
夜、いろいろご馳走しないといけない立場なのに、
「おまえ、金、ないやろ・・・」
と反対にいろいろご馳走してくれました。
うー、何ていい奴らなんだ…
電気工事と看板設置工事だけは業者に。
あとはほとんど自分の手作りです。
(今の店舗もほとんど手作りですよ
昨年はよーさんがかなり手をかけてくれたけど)
そして出来上がったのがこのお店。
トリトンがオープンした25年前の店構えです。
今と雰囲気が違いますよね
工事期間40日、総費用額52万円。
アルバムの最後のページに書いてます。
ダイビングショップが、
まさかのこんな人目の付かない団地の中に…
当時、業界もビックリ。
まあ、ありえませんよね
いくらノープランだったとは言え、
ちょっと無謀だとは自分でも当時思いました。
早くお金を貯めて、
余裕ができたら中央区のもっと目立つ場所に移転しよう!
そう、思い続けてはや25年…
お金も貯まらず、トリトンはこの団地に在り続けます
あのとき大家さんとお会いし、交渉したのが、
つい最近のよう。
ホントに月日が経つのは早いです。
と言うことはこのあと未来のトリトンも
あっと言う間に年月が流れていくのかな。
トリトン50周年を迎えることってあるんだろうか。
しかもこの団地の中で…
そのとき自分はもう80歳くらい。
まだ現役?
ない、ない、ない
Posted by トリトンダイビングリゾート at 14:41│Comments(0)
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