トリトンデイリィ

投稿者 TAKA

台風10号が去り、台風一過となった今日。
朝からとても良い天気だったので、
ドライスーツクリーニングをしました。
まだまだ残暑が続きそうですが、
近いうちに秋雨前線が停滞する時期がやってきます。
その前の今日みたいな日に洗っておこうかなと。
裏で干すこと8時間。
うん、一日ですっかり乾きました
これも台風後のフェーン現象のおかげ（笑）




さて、今日、「おッ」と思うニュースを目にしました。
台風に発達する可能性が高い熱帯低気圧について、
気象庁が5日先まで天気図に記すと発表したのです。
スーパーコンピューターにより、
進路や強度の予測精度が向上したからだとか。
今月9日からだそうです。

いやー、すごいネ、スパコンって
早めの台風予報はありがたいです。
我々の業界はもちろんのこと、
多くの人たちがそう感じているはず



これからの時代、このスパコンの恩恵で、
台風の動きをよりしっかり把握できますネ。
でも昔はスパコンどころか、
気象衛星も気象レーダーもありませんでした

では当時の人たちはどうやって台風の動きを確認できたのでしょう。




それは トンボ です




「えっ」と思う方も多いはず。
僕も当時沖縄に住むまでは知りませんでした。


空にトンボが多く飛翔すると、昔の沖縄の人たちは
「あ、熱帯低気圧が発生した」と言っていたそうです。
その熱低が台風に成長し、沖縄に接近したら、
そのトンボはもっとすごい数で沖縄の空を飛翔します。
そして台風が去ったらそのトンボたちはいなくなる…

まさに「虫の知らせ」ですネ
不思議な現象だけど、ホントにそうでした。


当時、僕は沖縄の海人（漁師）の方から、
そのトンボのことを「熱低トンボ」と教わりましたが、
他に「台風トンボ」とか「風吹きトンボ」とも言われているそうです。
さらにもっと昔の沖縄の人たちは「カジフチダーマー」と呼んでいたとか。

このトンボの正式名称は
「ウスバキトンボ」




福岡の秋の空にもたくさん飛んでいます。
皆さんもこのトンボをこれから意識してみては…
もし急に多く目にしたら、すぐ天気図をチェック。
九州の下に台風があるかもですよ





「沖縄でトンボが大量発生！」
琉球新報スタイル（2018年8月27日記事） 参照
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