大遠征

トリトンダイビングリゾート

2020年06月05日 22:33

潜水地:志賀島
天候:晴れ
水温:20℃
透明度:5~8m
投稿者:TAKA

志賀島へやってきました。
波もなく、満ち満ちでとてもいい感じ。




司さんとけいとクンは久々のダイビング。
てつさんは自宅にずっといての運動不足。
と言うことで、1本目はP1周辺でのんびりと。
平均水深4.1m。
朝から天気がとてもよかったので、
水中が明るくて気持ちよかったです

みんなが慣れたところで、2本目は遠征することに。
まずは四つ岩への行き方をブリーフィング。
司さんとけいとクンはこのエリアへ行くのは初めて。

「この辺に小さなマーカーブイがあり、
そこから45°の方向へ行ったらP3があって…」




3人とも真剣に聞いてくれます。
男性はナビ&冒険みたいなスタイルが好きですネ


四つ岩まで行って、
3人が残圧、トイレ、寒さ、疲れなどが大丈夫なら
そこからさらに泳いでハナレ瀬まで行くことにしました。
司さん、けいとクンはもちろんのこと、
てつさんもここは初めて…

「うわー、ちょっと楽しみですネ」

「イカ玉瀬も気になりますね。」

「あ、僕もです。タカさん、ここも行ってみたいです。」

「このイカ玉瀬は自分も1年以上行ってないんですよね」

「そんなレアな場所なんですか…」

「トリトン的にはそうですネ。僕は浅瀬が好きなので…」

「じゃあ、今度はイカ玉瀬へ連れていって下さい」

「了解、おまかせ下さい」





2本目、エントリー。
ブリーフィングのコース通り、四つ岩に到着。
1本目の浅瀬に比べたら、視界は落ちました。
でもやはり地形は面白いですネ。
浅瀬では見かけない魚もたくさん。
そう、大きなコロダイにみんなビックリしていました。




で、ここで確認。
3人ともトイレも疲れも大丈夫とのことなので、
ハナレ瀬へ向かいました。

みんなー、こっちこっちー(^。^)




が、ますます視界が下がってきたのと、
ちょっと嫌な下げ潮が出てきたことと、
(まあ、これが致命傷ですが)
僕がP5からP7のコンパスの方向を誤って…

で、ハナレ瀬を外してしまいました

(やば、ここ、何処~?)




みんなには水中ノートで正直に伝えました。

「ごめん、ハナレ瀬がわからない…」

3人とも優しい目でOKをくれました。

「もう結構長い時間潜っているので、戻りますね…」
と、水中ノートに。

3人とものハンドシグナル。

が、「ここは何処?」から帰るわけで、
僕自身、ホントにこのルートでいいか少し不安に。
まったく見覚えのない景観でした。

そしたら先方に大きな根が見えてきました。

「あ、なんだ、ハナレ瀬、あったじゃん(^。^)」

ちょっとドヤ顔でその根にアクセス。




魚影が濃くて、見応え十分。
けいとクンはずっと動画を撮ってます。
すごい、すごい
3人とも満足そうな面持ち。

でもその大きな根で、
ガイドの僕は気づきました。
そしてちょっと心穏やかではありませんでした。

それはなぜか…

ここはハナレ瀬ではなく、
イカ玉瀬だったのです




そのあと浜辺に無事帰還。
潜水時間60分オーバーの大遠征でした。
3人とも泳ぎ疲れを忘れ、興奮気味。

「いやー、ハナレ瀬は魚影がすごいですネー」

「浅瀬と雰囲気が違い、びっくりしました。」

「タカさん、ぜひ次はイカ玉瀬に連れていって下さいね」


騒いでいる3人を背に、静かに言いました。

「みんな、ごめん、さっきの根が実はイカ玉瀬…」





「えっ・・・・」




と言うことで、
今日は僕自身1年ぶりのイカ玉瀬来訪となりました。
楽しかったです


てつさん、次はハナレ瀬へご案内しますからネ


おそらく・・・



追伸
ロギングでみんなにたずねました。

1本目の浅瀬の方が好きな人

「はーい」と司さん。
浅瀬の方が透明度が良く、明るくて、気持ちいいし、
光の当たる砂地が癒されるから・・・とのこと


2本目の沖の方が好きな人

「はーい」とてつさん、けいとクン。
沖の方が地形がダイナミックだし、
魚の種類も数も多いから・・・とのこと


先述のとおり、僕は浅瀬の方が好きです。
それはなぜか・・・

途中、おしっこがしたくなったら、すぐ戻れるから




(この動画を観たら、「なるほど」って思うはず▼)



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