クローズアップ玄海

トリトンダイビングリゾート

2021年06月06日 16:16

※スマホの方は画面を横にすると読みやすいです


潜水日:2021年6月6日
潜水地:志賀島
天候:晴れ
海況:波なし
水温:20.4℃
透明度:8~12m
投稿者:TAKA

今日は透視度も抜群、魚影も濃く、絶好のダイビング日和。
ファンダイブのガイドをしながら自身ゆっくり撮影を楽しみました。
こんなに澄んでいたんだったらワイドレンズを持ってきておくべきだったなー

ワイドレンズだったらメジナもメバルももっとたくさんカメラに収められたんだけど…






映えるようなアートな撮影は諦め、今日は日頃スルーする玄界灘の生物を撮影しました。

まずはこちら。
ワツナギソウです。
水中で青い蛍光色でとてもキレイ。
でもこの海藻は角度によっては光って見えません。
本当の色は地味な赤茶色っぽい感じ。
現に水面から出すとそんな色。
青く光ってなんかいません。
今日みたいな日光が水中にたくさん降り注ぐ日に、角度次第でこのように光って見えるのです。
志賀島のあちこちに生息しています。
「1ダイブで5回見つけたら、幸せが訪れる!」
なんてジンクスを作ろうかな




次はこの海藻。
これも浅瀬のあちこちに生息しているミルと言う植物。
漢字だと「海松」
確かに松っぽく見えますね
食用としている地域もあるそうです。
茹でて水切りし、酢味噌で食べたりするのが一般的だとか。
韓国ではキムチ漬けにするそうです。
今、白瀬のある場所では一面ミル畑のところも。
でも陸上の植物と違い、ミルをはじめ水中植物は地に根を張ってはいません。
水底の石にくっついているだけ。
なので群生しているのは岩場。
砂地には群生していません。
(今度潜ったら観察してみて)
多少の波でははがれないくらいしっかり付着しています。
が、台風時など大波のあとはさすがにはがれてしまい、浜辺にたくさん打ち上げられます。
ミルだけでなく、ワカメなどの海藻も。
海辺が磯臭く感じるときは、その打ち上げられた彼らの臭い。
で、臭いがきついときは海から陸に風が吹いているからであって、往々にして海は波立っています。





今日はまだ他の生物の写真も撮っているので、それは後日のブログでまた紹介しますネ。


日頃、スルーされがちなワツナギソウさんとミルさん。
今日は脚光を浴びたのでうれしかったことでしょう。
きっと今頃ニコニコしているはず






もうすぐ新しいブログにお引越しします




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